ABOUT またずれ修理便のミシン刺し

ミシン刺し(タタキ)とは

「ミシン刺し(別名:タタキ)」とは、ミシンを用いた破れ補修の代表的な技法です。破れの裏側に補強用の生地を当て、品物に近い色の糸を使い、上下に往復させながら縫い重ねることで、破れを連続的にカバーしていきます。非常にシンプルな手法でありながら、仕上がりの美しさや耐久性は技術次第で大きく変わります。

当社では、ミシン刺しにおいて以下の3つの基本を徹底して行っております。

極めてまっすぐに縫う
糸と糸の間隔を均一に保つ
糸と糸の間隔を極限まで狭めて縫うこと

大切なスーツやズボンを長くご愛用いただくため、股下修理専門の当店が培った独自の補修方法を、一つの選択肢としてご紹介しています。

※「ミシン刺し」は、修理跡が残る技術です。新品と同様の状態に戻すものではなく、生地の種類や破れの位置によっては痕跡が大きく目立つ場合もあります。ご了承いただいたうえでご依頼をお願いいたします。

POINT① 曲がらない均一精緻ミシン刺し

極めて細かく高密度に。そして、⽷と糸の間隔を最大限均⼀に保つことにより、丈夫で周囲と調和した自然な仕上がりを目指しています。

当社の高品質なミシン刺し例

丁寧

高品質なまたずれミシン刺し

※ミシン縫いがほとんど曲がらず限りなく直線です。
※縫った糸と糸の間隔が極めて同じ間隔で平行です。
※ミシンが届かない場所は、曲がることがあります。
(股の場合は、ほぼ曲がりません)

仕上がりの粗いミシン刺し例

仕上がりの粗いまたずれミシン刺し

※ミシン縫いが曲がり、糸と糸の間隔が不揃いです。
※修理の痕跡が非常に目立ち、強度も不安定です。

POINT② 特許取得技術のオリジナル補修

当社のミシン刺しは、完全オリジナル技術です。特許取得済の方法独特な方法と専任チームの熟練技術で、高品質で安定した品質を提供致します。

POINT③ 最安値で最高品質を目指します

高品質でありながら料金は業界最安値を目指しています。(2025年8月当社調べ)チェ-ン店様との料金比較をご確認下さい。

※1か所7cmい程度の破れ(実際に補修範囲は10cm以内)を、股の中心をほどいて修理する場合の比較
料金比較❶股のミシン刺し/片側(税込) ▪またずれ修理便(当社) 2,750円
▫チェーン展開するA社 3,630円
▫チェーン展開するB社 4,400円
▫チェーン展開するC社 4,950円
▫チェーン展開するD社 5,500円
▫チェーン展開するE社 5,830円
料金比較❷股のミシン刺し/両側2か所(税込) ▪またずれ修理便(当社) 5,280円
▫チェーン展開するA社 6,050円
▫チェーン展開するB社 8,800円
▫チェーン展開するC社 9,020円
▫チェーン展開するD社 9,900円
▫チェーン展開するE社 11,100円

POINT④ 仕上がり状態を修理画像で開示

修理事例を様々な視点から豊富に掲載し仕上がりを正確にお伝えするように情報開⽰を⾏っております。修理の痕跡が目立つ事例として❶素材❷破れの状態❸破れの3つパターンに分けて事例を画像でご紹介します。

POINT⑤ 安心な前見積・簡単な注文方法

LINEやメールで品物の画像を送っていただくだけで、簡単に料金をご確認いただき、ご注文まで行えます。郵送オーダーの流れはとてもシンプルで、ご自宅で受け取りまで完結できます。もちろん、実店舗での受付も可能です。

「共布」を一緒にお預け下さい

共布(=予備の布)をお持ちでしょうか!?
共布とは、品物と同じ生地の残布(ハギレ)のことです。破れの裏側に補強用の当て布として使用します。特に、生地が欠損して“ぽっかり穴”になっている場合は、その穴から当て布が見えるため、別の布よりも共布を使う方が修理跡が目立ちません。購入時に予備布として付属していたり、裾上げの際に残布として返却されている場合もあります。

※共布がない場合でも修理は可能です。共布の代わりに当店が保有する似た生地を用いるか、裾の折り返し部分などから共布を採取して使用することで対応いたします。
共布(同じ⽣地の残布)
※小さなビニール袋に入れて包装され、ポケットの中に返却されることが多いです。お手元の品物をお確かめください。

共布がない場合① 共布を品物から採取

裾の折り返しの中から共布を切り取ります。共布がなくても対応できるのでご安心下さい。
裾は、⽣地が内側に折り返して作られていますが、その折り返してあるところから採取します。着⽤時には外から⾒えない場所です。

※シングルの裾は、別途¥1,100(税込)
※シングルの裾をダブルに変更 別途¥2,750(税込)
裾の折り返し中から共布を調達します。
※裾の折り返し部分です。この中から、共布を採取します。
※裾がダブルの場合はポケットの中から共布を確保します。

共布がない場合② 別布で代用する

共布の代わりに同系色の布で代⽤します。
裾などから共布を調達することが出来ない場合や、共布を使⽤しなくても品質に差が生じない場合は、当社の⽣地で代⽤します。

※⽣地の代⾦はかかりません(サービス)
当社が保有する類似布で代⽤します。
※当店では100種類以上の予備生地をご用意しています。素材や破れの状態によっては共布での修理を推奨する場合もありますが、類似生地で代用しても十分な品質を保てるケースも多く、状況に応じて最適な方法をご提案いたします。

OPTION➀ ストライプの補⾜

消えたストライプをミシン縫いで補います。
ミシン刺しでは、ストライプ柄が目立たなくなったり消えてしまうことがあります。その場合、似た色の糸で上から縫うことで柄を補うオプション修理をご提案しています。ただし、生地や破れの状態によっては効果が出にくいこともありますので、その際は事前にお知らせいたします。

※ストライプの補足縫い 別途¥1,100(税込)〜

OPTION➁ 再発防止ガードの装着

破れを防止する為に、裏側に別布のガード(=シック)を取り付けます。 生地は、汗などで蒸れた状態で摩擦が加わると弱りやすく、その部分に力がかかることで破れやすくなると言われています。原因が内側からの摩擦にある場合、シックの装着は効果的です。

※シックの取り付け 別途¥1,650(税込)
またずれを軽減する「シック」の装着
※少し⼤き目サイズのシックをご⽤意しています。

修理の跡が目立つケース解説

非常に丁寧なミシン刺しをお約束いたします。
ただし、大前提としてミシン刺しは必ず痕跡が残る方法であり、修復には限界があることをご理解ください。修理痕がほとんど残らない「かけはぎ」とは性質の異なる技術です。

その前提のうえで、当店では「見栄えの自然さ」と「丈夫さ」の両立を目指しています。
次に、修理の痕跡が特に残りやすいケースを、以下の3つの視点から解説いたします。

❶ 生地の特徴 ❷ 破れの状態 ❸ 破れの位置

目立つケース➀ 生地の特徴

❶色が明るい生地
⿊・濃紺・チャコールグレーなど⾊が濃い素材は⽬⽴ちにくいです。明るい⾊・薄い色は⽬⽴ちます。
❷ストライプ・柄・模様がある生地
ミシン刺しの特性上、ストライプが薄くなったり、歪んだり、消えてしまうことがあります。模様や柄を新品同様に復元することはできませんので、あらかじめご了承ください。
❸複数色の糸で織られている生地
一見単色に見える生地でも、破れやほころびをよく観察すると複数色の糸が使われていることがあります。特に、明るい糸と黒など濃い色の糸が組み合わされた生地は、濃色がにじみ出てしまうため、修理後に綺麗に仕上げることが難しくなります。

目立つケース➁ 破れ箇所の状態

❶破れた部分の生地が失われている(ポッカリ穴)
生地が欠損し、ぽっかりと穴が開いている品物の修理は、どうしても痕跡が目立ちます。
一方で、穴は貫通していても生地の糸が一部残っており、その糸を整えることで穴を隠せるような軽微な欠損の場合は、修理跡はそれほど目立ちません。
❷破れ範囲が広い
破れのサイズが大きいほど、修理の痕跡は目立ちやすくなります。

目立つケース➂ 破れがある位置

❶ 股下より上部のお尻に破れがある
股下ではなくお尻部分に生じた破れは、着用時に人の目につきやすいため、修理跡が目立ちやすくなります。
❷ その他(股下以外/スーツなど)
パンツの腿や膝、ジャケットの肘など、股下以外の部位の修理依頼も多数いただいております。
股下以外の破れについては、かけはぎ(修理跡がほとんど残らない技術)で対応できる場合が多く、まずは「かけはぎ」での修理をご検討いただくことをおすすめいたします。
当店では「かけはぎ」にも自信を持って対応しております。ぜひご相談ください。